ライブ終わりに、終電にのっていた。

自分のネタのことやら、先輩のトークやらで熱くなってスマホに夢中になっていたのだが、
目の前に酔っ払ったサラリーマンのおじさんがころがってきた。
コロコロ転がって上向いてぷふーと言った。

だるまさんが転んだ
みたいだった。

そのあとおじさんはあぐらをかいた。

傍らには一升瓶がおいてあった。

なにか大失敗でもしたのだろうか。
きっとふだんは真面目なおじさんなのだろうと
Yシャツのきっちりとボタンがとめられた手元をみて思った。

がんばれ、だるまおじさん